Denon AVC-3890 User Manual Page 102

  • Download
  • Add to my manuals
  • Print
  • Page
    / 116
  • Table of contents
  • BOOKMARKS
  • Rated. / 5. Based on customer reviews
Page view 101
102
サラウンドチャンネルに対して、映画館
と同様の広がり感を持たせることが重要
になります。
そのため、サラウンドスピーカーの数を
増やしたり(4∼8本程度)、ダイポール
特性を持つものを使用したりといった工
夫がされる場合もあります。
SL:サラウンドLチャンネル
SR:サラウンドRチャンネル
SB:サラウンドバックチャンネル
FL C
SW
FR
FL C
SW
FR
SL SR
SB
SL SR
SB
スピーカーのセットアップについて(つづき)
セッティングの前に……ソースごとに異なる最適なサラウンド再生
現在、マルチチャンネル信号、すなわち2チャンネル以上のチャンネルを持つ信号(フォーマット)に
はさまざまな種類があります。
マルチチャンネル信号の種類
ドルビーデジタル、ドルビープロロジック、DTS-ES、ハイビジョン3-1信号、DVD-Audio、SACD
(スーパーオーディオCD)、MPEGマルチチャンネルオーディオなど
しかし、ここでいう『ソース』というのはこれら信号の種類(フォーマット)では無く、そこに記録さ
れている信号の中味(ジャンル)のことで、これらは大別すると下の2つに分けられます。
ソースの種類
映画の音声:映画館にて上映されることを前提にしてつくられた信号です。ドルビーデジタルや
DTSといったフォーマットによらず、多数のサラウンドスピーカーを使用する映画館
の環境に合わせた録音がおこなわれているのが一般的です。
その他の音声:3∼5本程度のスピーカーを用いて360°の音場を再現することを目的につくられた
信号です。
映画館の音場
マルチサラウンドスピーカー
(6.1chシステムの場合)
リスニングルームでの
映画再生
各チャンネルのスピーカーが円を描くようにリスナーを囲み、
360°均一な音場をつくることがポイントで、理想的には、サ
ラウンドスピーカーもフロントと同様に『点』音源として機能
させる必要があります。
FL C
SW
FR
SL SR
これら2種類のソースにはそれぞれ以上のような特徴があり、理想的な再生のためのスピーカーのセッ
ティング、特にサラウンドスピーカーのセッティングには、互いに異なる部分があります。
本機のサラウンドスピーカー切り替え機能により、組み合わせるサラウンドスピーカーや周囲の環境に合わ
せてさまざまなアレンジが可能となり、すべてのソースに対して理想的なサラウンド再生が実現できます。
Page view 101
1 2 ... 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 ... 115 116

Comments to this Manuals

No comments