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サラウンドパラメーターについて②
CINEMA EQ.(シネマイコライザー):
映画ソフト再生中に会話部分が耳ざわりと感じるときに使用します。(高域の成分を下げます。ドルビープロロジッ
ク
II
、ドルビーデジタル、DTSサラウンド、DTS NEO;6、MPEG-2 AAC、ワイドスクリーンモードのみ有効です。)
D.COMP.(ダイナミックレンジコンプレッション):
ダイナミックレンジの圧縮をおこないます。(ドルビーデジタルならびにDTSで録音されたプログラムソース再生
時のみ有効です。)“OFF”、“LOW”、“MID”(MIDDLE)、“HI”(HIGH)の4つのパラメーターから選択します。
このパラメーターは、DTSソースを再生する場合、対応するソフトのみ表示されます。
LFE(ローフリクエンシーエフェクト):
プログラムソースと可変範囲:
1. ドルビーデジタル −10dB∼0dB
2. DTSサラウンド −10dB∼0dB
3. MPEG-2 AAC −10dB∼0dB
ドルビーデジタルで録音されたソフトを再生する場合は、正しいドルビーデジタル再生のためにLFEレベルを0dB
に設定するようおすすめします。
DTSで録音された映画ソフトを再生する場合は、正しいDTS再生のためにLFEレベルを0dBに設定するようおすす
めします。
DTSで録音された音楽ソフトを再生する場合は、正しいDTS再生のためにLFEレベルを−10dBに設定するようおす
すめします。
TONE(トーン):
トーンコントロールの調整をおこないます。
ダイレクト以外のサラウンドモードで設定が可能です。サラウンドモードごとに設定が可能です。
(Dolby/DTS/AACサラウンドモードは、共通です。)
AFDM(Auto Flag Detect Mode):
Auto Flag Detect ModeのON/OFFを切り替えます。
※ ドルビーデジタル/DTSの5chソースの場合
AFDM(Auto Flag Detect Mode)を“OFF”に設定した場合は、サラウンドバックチャンネルの再生方法を選
択できます。選択できるパラメーターは、Non Flag Source SBch Outputの設定内容と同等です。
AFDM(Auto Flag Detect Mode)を“ON”に設定した場合は、Non Flag Source SBch Outputで選択した設
定が表示されます。
設定を変更する場合はAFDM(Auto Flag Detect Mode)を“OFF”にしてください。
SB CH OUT(サラウンドバックチャンネルアウト):
“OF F”………………サラウンドバックスピーカーを使用しない再生をおこないます。
“NON-MTRX”……サラウンドバックスピーカーを使用した再生をおこないます。
サラウンドバックチャンネルにはL、Rチャンネルともにサラウンドチャンネルと同じ信号が
出力されます。
“MTRX ON”………サラウンドバックスピーカーを使用した再生をおこないます。
デジタルマトリクス処理をおこないサラウンドバックチャンネルを再生します。
“ES MTRX”………dts信号を再生する場合にサラウンドバック信号をデジタルマトリックス処理をして再生する
モードです。
“ES DSCRT” ……dts信号でディスクリート6.1chソースである認識番号が含まれている場合に、リースに含ま
れているサラウンドバック信号を再生するモードです。
“PLIIx CINEMA”…PL IIx CINEMAモードでデコードし、サラウンドバック信号を再生するモードです。
PLIIx CINEMAモードで再生する場合はシステムセットアップでSp.Backを2spkrsに設定します。
“PLIIx MUSIC” …PLIIx MUSICモードでデコードし、サラウンドバック信号を再生するモードです。
PLIIx MUSICモードで再生する場合は、システムセットアップでSp.Backを1spkrまたは
2spkrsに設定します。
※ 2チャンネルソースの場合
“OF F” ……………サラウンドバックを使用しない再生をおこないます。
“ON ”………………サラウンドバックを使用する再生をおこないます。
操作のしかた(つづき)
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