Denon AVC-3890 User Manual Page 104

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スピーカーセッティング例
次にさまざまな目的に応じたスピーカーのセッティング例をご紹介します。これらを参考にお手持ちの
スピーカーの種類や主に使用される用途に合わせてセッティングをおこなってください。
1.6.1chサラウンド(DTS-ES等)システム(サラウンドバックスピーカーを使用)の場合
(1)映画再生をメインにおこなう、基本的なセッティング
映画再生がメインで、サラウンドスピーカーに通常のシングルウェイや2ウェイスピーカーを使用
する場合におすすめします。
フロントスピーカーはできるだけテレビやス
クリーンと同一面で、センタースピーカーは
左右のフロントスピーカーの間で、視聴ポイ
ントからフロントスピーカーまでの距離より
遠くならないところに置きます。
サブウーハーの置き場所の制限は特にありま
せんが、スクリーンと同一面にあった方が理
想的です。
サラウンドスピーカーは視聴ポイントの真横からやや斜め後の間で、耳の高さ
より60∼90cm高い位置に、壁と平行に設置します。
サラウンドバックスピーカーは、2本設置する場合は後方から前向きにフロン
トL、Rよりも狭い角度で、1本設置する場合は真後ろから前向きに、サラウン
ドスピーカーよりやや高い位置に設置します。(サラウンドスピーカー +0∼
20cmの高さで)
サラウンドバックスピーカーは、やや下向きに角度をつけて設置することを推奨します。これは
サラウンドバックチャンネルの信号がフロント中央のモニターやスクリーンで反射して干渉し、
前後の移動感があいまいになることを防ぐのに効果的です。
サラウンドスピーカーを本機のサラウンドスピーカーA端子に接続し、セットアップメニューに
てすべての設定を『A』にします。(工場出荷時はこの設定になっています。詳しくは、31、32
ページを参照してください。
(2)映画再生をメインにおこない、サラウンドスピーカーに拡散型スピーカーを使用する場合
映画再生をより効果的におこなうために、サラウンドスピーカーにダイポール特性やトライポール
特性などを持つ、拡散音場型のスピーカーを用いる場合は、サラウンドスピーカーの設置場所を
(1)に比べてやや前寄りにします。
フロントスピーカー、センタースピーカー、
サブウーハーの設置方法は(1)と同様です。
サラウンドスピーカーは視聴ポイントの真横
かやや前よりが望ましく、耳の高さより60∼
90cm高い位置に設置します。
サラウンドバックスピーカーの設置方法は、
(1)と同様です。また、サラウンドバックス
ピーカーにもダイポール特性のスピーカーを
用いた方がより効果的です。
サラウンドスピーカーを本機のサラウンドスピーカーA端子に接続し、セット
アップメニューにてすべての設定を『A』にします。(工場出荷時はこの設定に
なっています。詳しくは31、32ページを参照してください。
サラウンドチャンネルの信号は、左図のように室内の壁から反射音を伴って、
広がりを持った音となります。
一方マルチチャンネルの音楽ソースの場合、後方の定位が不明確となることが
あり、その場合次の(3)のようにマルチチャンネル音楽ソース用のサラウン
ドスピーカーを増設することによって、いずれのソースに対しても効果的なサ
ラウンド再生ができるようになります。
《上面から見た図》
《側面から見た図》
《上面から見た図》
サラウンド音の視聴ポイント
に到達するイメージ
フロントスピーカー
センタースピーカー
モニター
サブウーハー
サラウンド
スピーカー
45゜
60゜
サラウンドバックスピーカー
やや下を
向ける
サラウンドバック
スピーカー
サラウンド
スピーカー
フロントスピーカー
60∼90cm
サラウンド
スピーカー
60゜
サラウンドバックスピーカー
《側面から見た図》
やや下を
向ける
サラウンドバック
スピーカー
サラウンド
スピーカー
フロント
スピーカー
60∼90cm
(次のページに続きます。
スピーカーのセットアップについて(つづき)
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